【ブログ収益化のおすすめジャンル】稼げるジャンルの決め方（４つのポイント）

アフィリエイトブログは「ジャンル」によって収益化の難易度が異なります。

ジャンル選定を間違えると、ブログにアクセスが集まらずに、いつまで経っても収益がゼロのままです。

私は最初に選んだブログジャンルに失敗し、１年経っても全然稼ぐことができずに断念。その後、ジャンルを変えて新たなスタートを切ったところ、新ジャンルでは６か月後に１万円を稼ぐことができました。

ジャンル選定を間違えなければ、時間を無駄にすることはなかったので、もっと事前に考えておくべきでした。

この記事では「避けた方が良いジャンル」と「おすすめジャンル」について解説していきます。

「ブログジャンルの選び方」で失敗して無駄な時間を費やさないように、最初によく検討しましょう！

高難易度のブログジャンル

以下の分野はインターネットでのアクセス獲得が非常に難しいため、避けるべきNGジャンルです。

YMYL（Your Money or Your Life）とは、Google検索品質評価ガイドライン内で「人々の健康、経済的安定、安全または社会の福祉に大きな影響を与える可能性のあるページ、トピック」を指す用語のことです。

Google『General Guidelines』 2.3 Your Money or Your Life (YMYL) Topics

「YMYL」に該当するジャンルの例として、以下のトピックが挙げられています。

健康・安全

精神的、身体的、感情的な健康、または物理的な安全やオンラインの安全など、あらゆる形態の安全を損なう可能性のあるトピック

金融セキュリティ

個人や家族を養う能力を損なう可能性のあるトピック

社会性

人々のグループ、公益の問題、公的機関への信頼などに悪影響を与える可能性のあるトピック

その他

人を傷つけたり、福祉や社会の福祉に悪影響を与える可能性のあるトピック

なぜYMYLは難易度が高いのか？

YMYLジャンルの難易度が高い理由は、生命や人生を左右するような情報については、信ぴょう性に疑義のある記事を検索結果の上位に表示しないように検索アルゴリズムが設定されているからです。

例えば、「医療」に関するワードで検索をかけてみてください。

厚生労働省や病院・医院、大手企業などのサイトがズラーっと表示されます。個人ブログはどこにも見当たりません。

生命に影響がある「医療」分野に関する情報は、信ぴょう性が疑われる個人ブログよりも、専門機関や専門家が発信する情報を参考にしたいですよね。

特に「YMYL」のジャンルは、信ぴょう性が高い有益な情報が表示されるように配慮されているのです。

Google社の理念の一つに「最も有用な情報を提供すること」が掲げられ、Google社の検索エンジンの評価指標として、「YMYL（Your Money or Your Life）」が公表されています。

以下はGoogle社の理念・指針です。

最も有用な情報を表示するため、検索アルゴリズムはさまざまな要因とシグナル（検索クエリの単語、ページの関連性や有用性、ソースの専門性、ユーザーの位置情報や設定など）を検討します。

Google社ホームページより

システムは、関連性のあるコンテンツを特定した後、最も役立ちそうなコンテンツを優先しようとします。そのために、どのコンテンツが専門性、権威性、信頼性を示しているか判定するために役立つシグナルを特定します。

Google社ホームページより

Googleの検索アルゴリズムに評価されないとブログにアクセスを集めることは困難です。そのため、「YMYL」は避けて進みましょう。

インターネット検索サイトのGoogleは、検索エンジンの85％と圧倒的なシェア率を誇り、多くの方が利用しています（2022年7月総務省資料）。

ブログジャンルの決め方４つの要点

これまでNGジャンルとして「YMYL」について解説してきました。

ここからはブログジャンルを決める４つの要点について解説します。

「稼げるブログジャンル」を決めるためには、以下の４つの要点は押さえておきましょう！

人間の不変的な悩みや欲望に関するジャンル

人間にはどんな時代でも多くの方が抱える不変的な悩みや欲望があります。
例えば以下のようなことが挙げられます。

これらのジャンルは、どの時代でも多くの方が持ち続けている悩みや欲望であるため、有益な情報に対するニーズが途切れることはありません。これらの分野は強いです。

ただし、ニーズがある分野に対しては企業も収益化を狙います。正面から戦うと太刀打ちできません。

コツは複数のキーワードを組み合わせて、範囲の狭い中で優位性を発揮することです。

敵が弱いジャンル＝強豪が少ない、YMYL 以外のジャンル

不変的な悩み・欲望のジャンルの中でも、前述のとおり「YMYL」のジャンルは避けなければなりません。

「YMYL 」ジャンルは、インターネット検索した際に、国や行政機関（省庁）、専門機関、大手企業のサイトがひしめきます。

例えば「健康」は不変的な悩みで受容性があるジャンルであるものの、直接的に「医療」や「医薬品」などについて記載しても個人では太刀打ちできません。

強豪が少ないジャンルを選ぶためには、まずは他人の人生を左右してしまう「YMYL」のジャンルは避けた方が無難です。

アフィリエイトブログに限った話ではありませんが、「強者がひしめく分野」で戦っても勝利することはできません。

例えばスポーツの世界で、何も実績がない無名の個人が、オリンピックに出場して勝つのは難しいですよね？
一方で、地域の小さな運動会であれば１位になれるかもしれません。

ブログジャンル選びでも同様です。

いきなりオリンピックに出場してメダルを取ろうとするのではなく、強者がいない地域の小さな運動会で１位を狙うことが重要です。

ちなみに、アフィリエイトブログの世界では、小さな運動会の賞金（ニッチな分野の収益）でも十分な収入の確保が可能です。

自分が勝てるジャンル＝ブログ記事で「悩み」「解決策」「その具体的な理由」の提示において、自身の専門性や経験・実績などの強みを発揮できるジャンル

アフィリエイトブログの世界で自分が勝てる分野を見つけるために、一般的に「好きなこと」「得意なこと」「専門分野」など挙げられます。

しかし、好きなジャンルであったとしても、以下の要素が含まれていないと、ブログで優位性を発揮することはできません。

ブログ記事からモノやサービスを購入してもらうためには、記事の内容に「共感」してもらい「私も試してみようかな」と行動させる必要があります。

仮に「自分の好きな分野」を選んで記事を執筆しても、読者の「共感」を集めて「行動（モノやサービスの購入）」させなければ収益化はできません。

「好き・得意・専門性」だけで考えずに、その分野において、アクセスを集めて共感・行動させることができるかどうかを考えてみましょう！

例外として、イラストやお笑いのセンスがあれば、おもしろい記事を作成した中で、モノやサービスをちょこっと紹介するやり方もアリだと思います。

報酬が高いジャンル＝現時点と将来的に収益化が見込めそうなジャンル

有用な記事をたくさん執筆しても、紹介する商品が無かったり、報酬の単価が低過ぎては収益化することはできません。

例えば、報酬単価が100円の商品ばかりを取り扱っていたら、10万円を達成するために1,000件の成約が必要になります。アクセス100件で１成約だとすると、10万回のサイト閲覧数が必要です。

そんなにアクセスを集められますか？

一方で、報酬単価が5,000円の商品であれば、10万円まで20件の成約、2,000件のサイトアクセス数で達成できます（100アクセスで１成約の場合）。

低単価の商品ばかり扱っていては、収益化は困難です。

高単価の案件は、成約のハードルが高いんじゃないの？

報酬が高単価な案件であっても、クレジットカードやサブスクの申込など、無料で利用できたり、お試し期間があるサービスは成約しやすく、種類も多様にありますので事前にチェックしておきましょう。

報酬が高単価の商品がないと、高収入は非常に難しい

今後の社会変容で衰退していくジャンルを選んでは、将来的に広告案件が無くなる恐れがあります。

例えば、新聞の発行部数は年々減っていく一方で、ニュースアプリや雑誌読み放題のサブスクなどは、利用者数を伸ばしていますね。

時代の変遷で今後もサービス変容が起こるでしょう。

稼げるオススメのジャンル

ブログジャンルを決める４つの要点のおさらいです。

この中で「３」は個々人で異なるので、自身で考える必要があります。
「１」「２」「４」で列挙してみましょう。

コツは複数のトピックを掛け合わせて範囲を限定して考えてみることです。

今後の日本の状況変化を先取りする

【少子高齢化】

少子高齢化は確実に進行しています。健康や孤独の悩みを抱える高齢者も増えてくるでしょう。

加えて、お金を持て余している高齢者も多くいます。
子供や孫にお金をかけたり、健康や孤独の解消にお金を使う人もいるでしょう。

スポーツクラブは高齢者が多く利用していますよね。
健康も孤独も解消できるサービスだから、お金をかける価値があるのでしょう。

【ＩＴ技術】

人工知能（ＡＩ）が発達しています。

最近は「ＡＩ英会話」というサービスもありますよね。
ＡＩと会話しながら英語力をつけるサービスを低価格で提供しています。
特に日本人は恥ずかしがり屋だったり無能なところを見せたがらないので、ＡＩ英会話はとても良いサービスだと思います。

このようにＩＴ技術の発達により今後も新規サービスの出現と既存サービスの衰退が起こるでしょう。

まとめ

「ブログジャンルの選び方」で失敗して無駄な時間を費やさないように、ブログを開始する前によく検討することをおすすめします。