Youtubeの副業をバレずに行う方法はある?
世の中の風潮として副業が解禁されてきたとはいえ、まだまだ副業が認められていなかったり、上司にチクチク言われたりすることもあるでしょう。
副業が許可されていても”勤務先にバレずに行いたい気持ち”は私も非常によくわかります。以前の私もそうでした。
私は元行政職員でしたが、法律や人事院規則などの公務員規則を読み込み、「副業バレの理由と回避方法」を調べつくし、就業しながら副業を行った経験があります。
今では、ブログ専業でゆとりある生活をおくれるようになりました。
この記事を書いた人
この記事では、
- Youtube副業がバレる理由
- Youtube副業をバレずに行う方法
- 公務員でも法律に抵触しない範囲で収益を得る方法
を紹介します。
Youtube副業がバレる原因
Youtube特有の理由
Youtube特有の副業バレの理由は以下4つです。
- 顔出し
- 音声
- 内容
- 風景・場所・写っているもの
それぞれ解説していきます。
顔出し・声出し
顔出しすれば当然バレますが、声だけ出演した場合でもバレた事例があるので注意が必要です。
音声でもバレないようにするには、『音声読み上げソフト』を利用したり、声出し不要なジャンルを選べば問題ありません。
内容
経歴や特技を動画で披露する場合に知人にバレる可能性がありますし、育児動画などで我が子の動画を載せれば、あなたのご家族を知っている知人にバレてしまいます。
また、旅先を知らせて海外に行った際の旅動画など、あなたと連想される情報には気をつけましょう!
風景・場所
ご自宅や自宅前などでの撮影は、鏡やテレビ、車の窓ガラスなどに反射するあなたの姿が写りこむ可能性もありますし、動画に映っている自宅の様子や建物から住所や居住地域が特定されるケースがあります。
あなたと連想できる場所やモノがないか確認してから撮影するようにしましょう。
その他、副業バレの理由
YouTubeに限らず、一般的な副業バレの理由は以下6つです。
- 社会保険の調整
- 住民税の増額
- 副業の赤字申告
- 現場・証拠を見られる
- 口コミ・噂
- SNS
以下の記事で詳しく解説していますが、当ページでも簡単に解説していきます。
社会保険の調整
給与所得ではないYouTubeの副業では、社会保険の調整は行われないため心配無用です。
住民税の増額
副業による所得アップにより住民税の納税額が増えることで勤務先に副業を疑われる場合があります。
勤務先に副業を疑われないためには、副収入にかかる住民税を自分で納付すれば問題ありません。
手続きは”確定申告“で行います。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
副業の赤字申告
副業の赤字申告は、勤務先で納める納税額に影響して勤務先に副業を疑われる場合があります。
現場・証拠を見られる
撮影機材やYouTubeに関する書籍を持っていたら、副業を疑われる可能性があります。
特に勤務先には余計なものは持っていかない、見られないように注意しましょう!
口コミ・噂
会社の同僚や知人に話さないことはもちろんのこと、配偶者や我が子が余計なことを言いふらさないように家庭内でも注意しておきましょう!
SNS
仮名でアカウントを使っていたとしても、SNSのアカウントが電話帳と自動連携されていたことによってバレるケースもあります。
また、LINEで誤送信する恐れもあるので、お酒を飲んだ時でも誤送信しないよう日頃から注意が必要です。
Youtube副業をバレずに行う方法
前段で紹介したとおりですが、バレずにYoutube副業を行う方法をまとめる以下のとおりです。
【Youtube特有】
- ”顔出し”しない
- ”声出し”しない
- 背景・風景での身バレに注意
- 鏡・ガラスに反射した姿の身バレに注意
- バレないジャンルで投稿する
【一般事項】
- 住民税は自分で納付
(確定申告で手続き) - 赤字申告はしない
- 証拠を見られない
- スマホに覗き見防止フィルタを貼る
- 書籍にはブックカバーをかける
- 証拠となるもの(カメラ・書籍など)の置き忘れに注意
- 他言しない(家族も注意!)
- SNSのアカウントは匿名とする
- SNSのアカウントは専用メールアドレスで作成する
Youtubeのバレないジャンルの例は、
- ペット動画
- ゲーム実況
- 料理
- 工作
- 楽器演奏
- ドライブ
- 商品・サービスレビュー
など、いくらでも探し出せるでしょう。
公務員が法律に抵触しない範囲でYoutubeを行う方法
公務員は法律により副業が禁止されていますが、この法制限の範囲を細かく確認したことはありますでしょうか。
公務員といっても、国家公務員や県職員・市職員、警察・消防・自衛隊、教員など多くの職がありますが、いずれの公務員も制限されている副業の範囲は以下の3つです。
公務員の副業制限の範囲
- 役員兼業
- 自営兼業
- 有報酬の継続的な副業
上記に当てはまらないようにYoutubeを行う方法が2つあります。
- 家業の手伝い
- 無報酬で行う
例えば、実家が居酒屋の公務員が「家業の手伝い」を無報酬で行っても副業にはなりません。
同じように配偶者のアカウントで、配偶者が主となって運用しているのであれば副業とはなりません。
育児動画で公務員のあなたが映り込んだだけで、収入を得ていなければ副業にはなりませんよね。
また、Youtubeは収益化まで時間がかかるため、しばらく無報酬で行っていれば、主体となって運用していたとしても副業にはなりません。
無報酬の動画配信は、ただの趣味であって副業にはなりません。
なお、副業制限に抵触しなくても、公務員の3大義務(信用失墜行為の禁止・守秘義務・職務専念義務)を怠れば、懲戒処分となる可能性があるので注意してください。
副業制限の範囲の詳細やOKとなる条件などは、以下の記事を参考にしてください。
配偶者のアカウントでも、公務員のあなたが主体となって作業をしている場合、副業とみなされるおそれがあるので注意してください
Youtube収益と確定申告
Youtube収益の所得区分
Youtube副業にかかる所得の区分は、「雑所得」または「事業所得」となります。
「事業所得」となるのは事業規模で行う場合であって、一般的には開業届けを提出した個人事業主やフリーランスの方の所得が事業所得に当てはまります。
勤務先から給与をもらっている会社員が副業としてYoutubeをするのであれば、一般的には「雑所得」に該当することがほとんどです。
確定申告の条件
間違えやすいのですが、副収入が20万円を超えていても、副業にかかる経費を差し引いた残りの金額(所得)が20万円以下であれば確定申告は必須ではありません。
旅行動画であれば交通費や宿泊費が経費になりますし、撮影に使用したカメラなどの機材も経費となります。
確定申告の詳細は以下の記事を参考にしてください(住民税を”自分で納付”のチェックも忘れずに!)。
まとめ
副業Youtubeはバレずに行うことが可能です。
さらに、公務員であっても副業制限に抵触しない範囲でYoutubeを行うことが可能です。
Youtubeは収益化できれば、投稿された動画が雪だるま式に収入を増やしていくストック型収入の副業です。
チャンネル登録者数が増え、各々の動画の再生回数が上がれば、自分が遊んでいる時間も収入を得られるようになります。
YouTube副業を始めて、会社に縛られない自由な働き方の一歩を踏み出しましょう。
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