休職中に副業したらバレる?給付金を受給しながらバレずに副業する4つの方法

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休職中に副業しても大丈夫?

休職中にバレずに副業する方法はある?

休職や休業をすると、給料の満額は補償してもらえず生活費に困ったり、将来の就業に期待が持てずに不安が募る日々を送ることがあるでしょう。

少しでも生活費を稼ぎ、将来の生活に備えるために副業をしたいと考える方もいらっしゃると思います。

この記事では休業・休職の悩みを持つ方に向けて、

  • 休職中に副業しても大丈夫なのか?
  • 休職中に副業したらバレるのか?
  • 休職中にバレずに副業する方法

について解説します。

この記事を書いた人

目次

休職中に副業しても大丈夫?

休職中に副業をしてもよいかどうかは、

  • 勤務先への影響
  • 休職中にもらえる給付金への影響

の2つの観点で考えましょう。

一般的には、休職中の副業を快く受け入れてくれる勤務先は少ないと思います。

仕事を休むのは「病気や怪我によって働くことができないから」であって、休職せざるを得ない状態にもかかわらず副業するには、それ相応の理由が必要だからです。

とはいえ、こればかりは勤務先に確認しないとわかりません。

休職中に副業をしてもよいかどうか、まずは勤務先の就業規則を確認し、就業規則に明記されていなければ、人事担当へ確認しましょう。

ケガや病気により休職する際にもらえる給付金(手当金)は、その事由が労働(通勤含む)に関わるかどうかによって異なります。

  1. 労災保険の”休業(補償)等給付”
  2. 健康保険の”傷病手当金”

実際に給付担当者に聞いてみました。

労災保険の”休業(補償)等給付”

労災保険の”休業(補償)等給付金”は、

  • 業務中のパワハラによるうつ病
  • 劣悪な労働環境による疾病
  • 業務中や通勤途中での事故による負傷 など

業務や通勤でのケガや病気により働くことができなくなった場合に支給されます。

”休業補償等給付金”の概要は下記のとおりです。

支給要件業務災害、複数業務要因災害または通勤災害による傷病の療養のため労働することができず、賃金を受けられないとき
支給期間休業4日目から、医師による治ゆ又は症状固定診断を受けるまで
支給金額休業4日目から、休業1日につき給付基礎日額の80%相当額(特別支給金20%を含む)
請求先労働基準監督署

”休業補償等給付金”をもらいながら副業をしてもよいのでしょうか。

労災課の担当者へ聞いたところ、

基本的に給付金は働くことができない方にお支払いするもの。

アルバイトなどで働けるのであれば”休業補償等給付金”の支給対象とはならない。

いわゆるネット副業などで単発的に収入を得た場合は、当該日を除いて給付金を支給することはできる。

だそうです。

労災保険の休業補償等給付金の支給要件には「傷病のため労働することができず、賃金を受けられないとき」とされています。

したがって、

副業できるのであれば、労災保険の”休業補償等給付金”は、不支給または一部支給されない恐れがあるということです。

健康保険の”傷病手当金”

健康保険の”傷病手当金”は、

  • がんや脳梗塞の治療
  • うつ病などの精神的な疾患 など

業務以外の事由による療養のために仕事ができない場合に支給されます。

”傷病手当金”の概要は下記のとおりです。

支給要件業務外の事由による療養のため労務に服することができないとき
支給期間同一の疾病・負傷に関して、⽀給を始めた⽇から起算して1年6⽉を超えない期間
支給金額1日につき、直近12か月の標準報酬月額を平均した額の2/3に相当する⾦額(休業した日単位で支給)。
請求先加入している協会けんぽ支部

”傷病手当金”をもらいながら副業をしてもよいのでしょうか。

全国健康保険協会支部の担当者へ聞いたところ、

制度として”傷病手当金”は働くことができない方にお支払いするもの。だが…

いわゆるネット副業で収入を得ていたとしても、こちらでは他に収入があるかどうかを検知する術がない。

だそうです(すごい良心的な方…)。

健康保険の”傷病手当金”の支給要件には「療養のため労務に服することができないとき」とされています。

したがって、

基本的に副業はNGという理解で良いでしょう。ただし、協会けんぽの方では他の副収入があるかどうかを検知する仕組みはないようです。

休職中の副業がバレる理由

休職中か否かにかかわらず、一般的な副業バレの理由は以下6つです。

  1. 社会保険の調整
  2. 住民税の増額
  3. 副業の赤字申告
  4. 現場・証拠を見られる
  5. 口コミ・噂
  6. SNS

以下の記事で詳しく解説していますが、当ページでも簡単に解説していきます。

アルバイトなど会社に雇用されて給与所得を貰う場合、本業と副業の勤務先で社会保険の調整が行われる場合があります。

会社に雇用されて給与をもらう(給与所得の)副業は、副業バレの可能性があるので避けましょう。

副業による所得アップにより住民税の納税額が増えることで勤務先に副業を疑われる場合があります。

勤務先に副業を疑われないためには、副収入にかかる住民税を自分で納付すれば問題ありません。

手続きは”確定申告で行います。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。

副業の赤字申告は、勤務先で納める納税額に影響して勤務先に副業を疑われる場合があります。

バレずに副業したいのであれば、収支がマイナスでも赤字申告はしない

副業している現場や証拠を見られたら副業バレします。

実際の現場のみならず、スマホ画面や書籍でも副業を疑われる可能性があるので注意しましょう。

特に勤務先には余計なものは持っていかない、見られないように注意しましょう!

スマホには覗き見防止フィルム、書籍にはブックカバーを忘れずに!

副業バレで圧倒的に多いのが、口コミ・噂からバレるケースです。

会社の同僚や知人に話さないことはもちろんのこと、配偶者や我が子が余計なことを言いふらさないように家庭内でも注意しておきましょう!

仮名でアカウントを使っていたとしても、SNSのアカウントが電話帳と自動連携されていたことによってバレるケースもあります。

副業専用のメールアドレスでアカウントを作っておけば安心です。

また、LINEで誤送信する恐れもあるので、お酒を飲んだ時でも誤送信しないよう日頃から注意が必要です。

休職中にバレずに副業する方法

休職中の副業について勤務先がOKとしても給付金(手当金)との兼ね合いもあり、基本的に「休職中の副業は難しい」と考えた方がよいでしょう。

ただし、「何もできないのか?」というとそうでもありません。

勤務先や給付金に影響しない範囲でお金を稼ぐ方法もあるので紹介します。

休職中にバレない副業の例

  1. 無報酬で下積みする
    • アフィリエイト
    • Youtuber など
  2. ポイント稼ぎ
  3. 不用品の売買
  4. 投資系(株・FXなど)
無報酬で下積みする

例えば、アフィリエイトブログやYoutubeを下積みで始めてみる。

アフィリエイトブログやYoutubeは、月収100万円以上を目指すことができ、収益化した記事や動画が寝ている間にも収益を生み出してくれるフロー型の副業です。

とはいえ、いずれもすぐに収益化できるほど簡単ではありませんが、すぐに収益化できない=副業ができない休業中に下積みでやるには、とても良いタイミングと思います。

また、いずれもバレずに行うことができます。
(無報酬であればそもそも問題ないですが…)

ポイント稼ぎ

ハピタスモッピーなどのポイントサイトでのポイント稼ぎは、副業とみなされずに行うことができます。

例えば、クレジットカードの申込みや不動産投資の説明会に参加することで、数千から数万円のポイントを一度に稼ぐことができます。

短期的にお金を稼ぐには非常に始めやすい副業です。

主なポイントサイト
不用品の売買

不用品の売買は、あくまで不用品の処分の方法の一つであるため副業とみなされません。

税法上においても儲けとみなされないため非課税扱いとなり、確定申告の対象外です。
※ただし、貴金属や宝石、書画、骨とうなどで、1個の価額が30万円を超えるものは除きます。
(国税庁:譲渡所得の対象となる資産と課税方法)

メルカリなどのフリマアプリは登録してすぐに利用できるため、非常に始めやすくてオススメです。

投資系(株・FXなど)

株式投資やFXなどの投資系副業は、いわゆる投資であって副業とみなされません。

ただし、短期的に稼げるほど簡単ではないので、休業中に下積みとして勉強してみるぐらいのスタンスが良いでしょう。

まとめ

休職中の副業は、給付金(手当金)との兼ね合いもあり、基本的に「休職中の副業は難しい」と考えた方がよいでしょう。

休職中の副業が認められるのは難しい中でも、勤務先や給付金に影響しない範囲でお金を稼ぐ方法はあります。

  1. 無報酬で下積みする
    • アフィリエイト
    • Youtuber など
  2. ポイント稼ぎ
  3. 不用品の売買
  4. 投資系(株・FXなど)

短期的にお金を稼ぐのであれば、

  • ポイント稼ぎ
  • 不用品の売買

長期的に副収入を確保したいのであれば、

  • 無報酬で下積みする
    • アフィリエイト
    • Youtuber など
  • 投資系(株・FXなど)

が適していると思います。

ただし、メンタル面での不調の場合は、まずは無理せず療養に専念してほしいと思います。

今後の人生が素晴らしいものとなることを願っております。

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この記事を書いた人

テーマは「節約と副業」
日々感じるお金の疑問について、
事実を分かりやすく伝える記事を心がけています。

2児の父、小心者で心配性な性格
ケツメイシ好き、ラーメンには絶対ライス

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